こんにちは、胚培養士スタッフです!
前回に引き続き、クリーンルームのご紹介をしたいと思います。
培養環境を維持するため、クリーンルームの照明は紫外線放射を抑えたものを使用しています。
なぜかというと、市販の蛍光灯は、卵子や精子に毒性のある紫外線を少量放射しているからです。
培養はインキュベーターという保育器のようなものの中で行います。
しかし、インキュベーターに入れる前や凍結の際に取り出さなくてはいけない時もあります。
短い時間でも卵子や胚が紫外線に曝されることがないよう照明にも気を付けています。

最後に、患者様からお預かりしている胚について。
スタッフが不在の夜間や非常事態にも対応していますのでご安心ください。
インキュベーターには異変感知時に胚培養士へ連絡が届く体制をとっています。
停電や災害に備え自家発電装置を準備していますので、インキュベーターに優先的に電力供給できます。
長くなりましたが、クリーンルームの紹介でした
次回は『採卵』にスポットを当ててみたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました✨