自己注射ご説明動画 視聴ページ

instruction movie

自己注射をされる方へ

本ページでは自己注射の手順についてご説明します。

以下の注意事項や説明動画をご確認ください。(本ページの一番下にこちらのページと同じ内容をまとめたPDFもございます。)

自己注射の注意事項

自己注射の種類

ゴナールF(卵胞刺激ホルモン)

卵胞の発育を促します。

HMG(ヒト下垂体性腺刺激ホルモン)

卵胞の発育と成熟を促します。

セトロタイド

排卵を抑制します。

注射前の準備から実施まで

注射前の準備

注射に使用する容器の名称

バイアルとアンプルの2種類の容器があり、どちらも注射剤を封入するガラス容器ですが、構造や使い方が異なります。

バイアルは、ゴム栓で密閉された広口の容器で、複数回針を刺して薬液を採取できます。

アンプルは、完全に密閉された小ガラス管で、開封時にガラス片が混入する可能性があるため、1回限りの使用です。

薬剤準備の説明動画

ゴナールF(卵胞刺激ホルモン)皮下注射

HMG(ヒト下垂体性腺刺激ホルモン)注射

セトロタイド注射

準備の際に注意するポイント

バイアルのゴム栓には隙間があります。この隙間を通るように注射針を穿刺します。

注射針の先端をゴム栓の中央部におき,バイアルに対し垂直になるように穿刺します。 ゴム栓に針を刺す時には、斜めに針を刺さないように注意しましょう。無理に刺そうとすると、写真のように針が曲がります!

アンプルカット時には指を傷つけないように十分注意が必要です。

アンプルカットのコツは、アンプルを保持する位置をポイントマークの少し上、利き手の親指を添える部分が離れないようにし、力を入れて一気に折ります。失敗しやすいのは、恐る恐るゆっくりと折ったり、ポイントマークから離れた部分を持ったりすることです。

ガラスの飛散防止に、折る前にカット部分をアルコール綿で包むのもおすすめです。

注射の実施

不妊治療の自己注射は、通常、下腹部の皮下に注射します。特に、へそから恥骨の間あたりの皮下脂肪が厚い部分が推奨されます。注射部位は毎回少しずつ変えることが望ましいです。また、太ももなども注射部位として使用できますが、下腹部の方が皮下脂肪が多く、痛みも軽減される可能性があります。

注射の返却方法

使用済みの注射器、バイアル、アンプルはすべて当院へ返却していただきます
返却については「院内処方箋」をクリアファイルに挟み、返却ボックスへ入れてくださう。(処置室入り口前に返却ボックスを設置しています。)

写真のように、注射指示書(院内処方箋)にセロテープなどでしっかり固定してください。

また、予備注射器は採卵日に回収します。大切に保管してください。

動画ご視聴後、チェックリストご記入・ご提出のお願い

ご視聴いただきありがとうございました。

動画ご視聴後は、自己注射チェックリストの記入をお願いします。自己注射チェックリストは注射取りの際に、同意書類と一緒に提出してください。

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