妊娠に至るまで辛い事も沢山あったし涙した事もたくさんありましたが、治療を続けられたのも病院のスタッフの方のお陰だと思っています。

私達が初めて受診したのは平成30年11月でした。

結婚して2年が経ち自然に妊娠するものだと思っていましたが出来ず、気になっていた時に知り合いの方から話しを聞いたのがきっかけです。

夫と先生から話しを聞き、最初は不妊の原因を調べる検査をしました。生理のタイミングなどあり私は半年程かかりました。

それからタイミング法に入り、なかなかうまくいかずお互いに原因があった事もあり、すぐに体外受精(顕微)に切り替えました。

採卵に備えて忘れないように薬を飲んだり、毎朝自分で注射を打ったり、1日3回8時間おきの点鼻薬、毎週の通院、慣れない事もたくさんありました。

顕微授精をして2回流産しました。顕微授精をすれば妊娠出来る!と期待してしまっていたのでショックが大きくて一度ゆっくり休む事にしました。

その間に我慢していた事(私の場合はお酒を飲む事ですが・・・)を思う存分やって好きな事を思いっきり楽しみました。それが良かったのかもしれません。気持ちが前向きになって3回目に挑戦する事にしました。

久しぶりに病院に行くと、いらっしゃらなかったから気になっていたと言ってくださった看護師さんがいました。その瞬間、私の事を気にかけてくださっている方がいるのだと、とても嬉しく思いました。

そして3回目の胚移植で妊娠する事が出来ました。

妊娠してからも流産したトラウマで毎週不安な気持ちで通院していました。その時も、その看護師さんが不安だと思いますが信じましょうと言ってくださったので心強かったです。

妊娠に至るまで辛い事も沢山あったし涙した事もたくさんありましたが、治療を続けられたのも病院のスタッフの方のお陰だと思っています。

早朝からのお仕事、多くの患者さん、辛い場面もたくさん見てこられたと思います。それを考えると頭が下がる思いです。感謝の気持ちでいっぱいです!!

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